投手の登板前日は何を行えば良いの?
こんにちは。KINTORE blogです
今回は
「登板前日(試合前日)は、どのようなことをしておくべきか?」
という問いに対して、皆さんの参考の1つになれるよう、私の経験則を踏まえ記事を書いていきます。
目次
①トレーニング紹介&意識ポイント
②試合前日の食事について🍽
③まとめ
①トレーニング紹介&意識ポイント
○クリーン50×3set
→・こちらは、瞬発力と連動性の確認を行う狙いでやっています。重量の設定は、1MAXの40%程の重量で行なっています。
・あくまで刺激を入れるイメージと、地面反力を使って、バーベルを挙げる意識が大切です。
*力づくで挙げるイメージは持たない事が重要になります。
○スクワットジャンプ20kg×2
→こちらもクリーン同様、地面反力を使ってパワー発揮するイメージを身体に覚えこませる狙いを持って行います。
→重要なポイントとして、1回ごとのジャンプで全力でパワー発揮することが大切です。
○ワンハンドダンベルプレス2set
→こちらは、通常のダンベルプレスではなく、片手のみにダンベルを持って行います。
・意識として、ダンベルを降ろしてから、挙げる際に出来るだけ早いスピードで挙上する事です。
・やってみると分かると思いますが、意外と難しい種目です。
「モーターコントロール」能力を鍛える事にもつながるので、是非アスリートの皆さんには、日常から積極的に取り組むことをおススメします。
○ボックスジャンプ両脚片脚5×3
→ボックスジャンプは単純に見えて、実はとてもハードで難易度の高い種目です。
・地面反力の利用する意識づけと、一瞬のパワー発揮の感覚を養う為に行います。
*ケガの確率が非常に高いので、注意が必要です。
ボックス⬇︎リンク貼っときます。
○15メートルダッシュ×5本
・これは最後身体のキレを出すために行います。
・ちょっとした汗をかくという、ルーティン化している事もあります。
・疲労は残したくないので、距離と本数は短く・少なめに設定しています。
②試合前日食事について🍽
→試合では全力を発揮するためには、筋グリコーゲンが主要なエネルギー源として使われます。
その為、試合前にはトレーニングで消耗した筋グリコーゲンレベルを充分に回復させておく必要があります。
その目的を果たすために…
試合3日前から、
高炭水化物・中タンパク質・低脂質の食事を意識して、摂取します。
○炭水化物は、お米・オートミール等から。
○タンパク質は、肉・魚・プロテイン活用
○脂質は、卵・魚・オリーブオイルからメインに。
*詳しく説明すると膨大な情報量になるので、以下の著書からどれか1冊でも手に取ることをお勧めします。
③まとめ
参考になったでしょうか?
最後にポイントとして抑えてほしいことは
①追い込みすぎないこと
②パワー発揮能力を養うこと
③疲労を残さないこと
が大切になります。試合でベストパフォーマンスを発揮して、共に良い結果を勝ち取りましょう!
*メンタル面については、過去記事にしているので、そちらをご覧ください!